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遠州てびねり人形 ~ 遠州十二支の辰 ~ |高さ約3cm

¥2,500 税込

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2024年10月23日 00:00 に販売終了しました

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<季節の手びねり人形>
 静岡は遠州の天狗の子供「てんぐちゃん」と、「厄除け・福寄せ」の象徴「辰」の組み合わせ。静岡は遠州七不思議の一つ「池の平の幻の池(@水窪)」が題材です。
「約7年周期で山の中腹に突然大きな池が現れ、一週間ほどで消える。」という現象で、桜ヶ池(御前崎市)の龍神が、諏訪湖 (長野)へ行く途中に休んだ跡と伝わることから「龍の寝床」とも呼ばれます。古来より神と同一視される龍が空を舞い、起こる風が厄を祓い、福を寄せるものでありますよう祈りをこめて。

<手てびねり人形について>
専門的な道具は使わず、手でひねって作った小さな玩具です。
もともと江戸玩具として有名で、大きい玩具がぜいたく品と禁止された江戸時代、とがめられないぜいたく品として職人が技を込め小さい玩具を作ったのだとか。まさに「江戸の洒落」とも言えるかもしれませんね。

<天狗屋の作品について>
すべて作家の手仕事のため写真と少し異なる場合もございますが、それぞれの作品だけのもつ表情・風合いも含めお楽しみ頂ければ幸いです。

<材料>
紙粘土、紙、胡粉、絵の具、ニス

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<遠州の郷土玩具として>
静岡県西部「遠州(えんしゅう)」の象徴である「天狗」をモチーフとした郷土玩具です。

天狗の子供が来る所には人が集まると言われ「福運びの象徴」であり、「遠州の赤物」として「無病息災」「疫病退散」を願う役割も

遠州は日照時間が長く、「遠州のからっ風」と言われる強い風が吹くため、「乾かす」という工程の多い「張り子」や「手びねり人形」の制作に向いている土地です。

風土を生かし制作する事で本来の土地の顔が見え、
また、100年後、1000年後の人達が歴史を辿るきっかけにできるのも郷土玩具の魅力でロマンがあるなあと思っています。

土着の神々に思いを馳せ、風土を生かし1つ1つ手仕事で作った八百万の神の国ならではの縁起物です。

天狗の風が皆様の追い風となる事を、心よりお祈り申し上げます。

初代天狗屋 坂田吉章

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